――前職の自動車整備士では給料少なかった
前職は自動車整備士でした。ディーラーに居て、結構給料少なかったんで辞めて、車関係の仕事で探してって、目についたっていうか目に止まった。求人誌です。整備士はやる気はなかったんですが、そういう関係の仕事がいいかなと思っていました。出張オイル交換がどういう仕事かは知らない仕事でした。
――実際入ってみて分かる出張オイル交換
入る前のイメージは、特に「オイル交換やるんだろうなあ」ぐらいしか思ってなくて、実際見て「こんな感じか」って感じでしたね(笑)。出張オイル交換は実際入ってみないと分からないです。どういう感じでやるかもちょっと分からないでしたね。前職ディーラー整備士の時は自分が乗用車のほうが多かったんで、トラックの知識もあんまりなかったです。
オイル抜いて入れるぐらいは分かってましたけど、どのくらい量が入るとか、そういうのは全然わかんなかったんで、エレメントとかもどこに付いてるかとか覚えていきました。
――一般の自動車整備士と出張オイル交換の違いは
出張ってもともと書いてあったんで「行ってやるんだろうな」とはぐらいな感じでしたね。私の場合は前職のディーラー整備士が結構厳しいっていうか、すごい遅くまでやって、朝早いっというほどでもないすけど、労働環境が厳しかったんでだいぶ違いました。
時間指定の出張オイル交換は例えば、車が帰ってこなくて、待ちがあったりとかありますね。それはお客さんのあれなんで(笑)、はい、遅れないようにと、その言われた時間までには、終わらすために早く始めるとかは必要です。お客さんと連絡取り合って、上手く組み合わせて24時間対応しています。
――オイルサービスの給与体系は
労働時間は関係ない、リッター数です。フルコミッションで(笑)明瞭ですね。だから大型やれれば、かなり数量が入るんで嬉しいです。前職が酷かったのでそれもあって、今の給与には満足しています。
――トラックの出張オイル交換は体力が必要
時間というよりは、そうですね(笑)。それより体力的には最初結構きついですね。現場行くのは別にそうでもないんですが、トラックの下に潜るんで狭かったり、最近だとキャビン(運転席)が重いとかはあります。最初はキツかったですね。あと確かに低いのもキツかったです。潜って作業するのは結構体力がいるんです。
潜ってる時間のが長いのでもどうだろう、最近潜っている時間そんなんでもないですね。慣れてくると早いんですよね(笑)。やり方が慣れないと戸惑うから時間かかって長いけど、慣れてくると短くなるわけです。あと、どこからやれば一番楽かとか分かればそうですね、潜ってる時間は短いかなと思います。特に大型はオイル入れてる時間のほうが長いかも知れません。
――自動車整備士からの転職で2~3ヶ月で一人前に
自分どうだったでしょうか。2~3カ月で一人前になりましたね。なんとなくはできるようにはなります。最初はいろいろ調べたりやってたんで、かなり時間はかかってたんですけど、2~3カ月すれば大体、エレメントの種類とか数量とかは覚えてきます。そのカタログとか、エレメントのやり方とか、前回やったものをメモっといて、これはどれだとか、最初それが結構時間かかりましたね。あとオイル量なんかもそうです。
行ったら、そこで調べるしかないし、終わるまで帰れないわけです(笑)。またあんまり長くまでやってられないんで、だから前もっては会社で調べれば楽です。現地で調べることなく作業できます。